ＯＰＥＣとＯＰＥＣプラスによる対応がないことや原油投資が減少することなどが前提の条件として、米シティ・リサーチは原油価格の見通しについて、景気後退シナリオでは、年末までに１バレル＝６５ドル、来年末までに４５ドルに下落する可能性があるとの見方を示した。ただ足元では上げ下げの状況が止まらず、5日原油先物は約９％下落し、３月以降で最大の下げ。世界的な景気後退と中国のロックダウンが需要減退につながるとの懸念が増加。しかしアジア時間６日の原油先物は３％近く上昇。前日の急落を受けた買い戻しがのため供給懸念が再び意識されている。（ロイター参考）

WTI　100.33＄/バレル　（2022年7月6日　14：30頃）